日本人の死生観

日本人の死生観は、宗教的バックグラウンドが多様、もしくは乏しいことから非常に多種多様だと言えます。生まれ変わりを信じている人もいれば、そのようなものを否定する人もいますし、宗教的な救済を求める人がいれば、医学的なもの(疑似科学的なものを含めて)を救済のよりどころとする人もいます。

これは対応する医療者にとってはなかなか難しいことで、その方が何を求めているのかを言語的に、非言語的に、多職種で受け止めて分析しこちらからの働きかけを行うことになります。

死の間際というものは常に苦しみがつきまとうものですが、私(七瀬)の経験した範囲では「私の人生は万歳、万歳、万歳だ!」と言って間もなくお亡くなりになった方がいました。この方はある宗教に帰依なさっていたのでそのようなバックグラウンドがあるとは言え、苦しい死の間際にこれだけの歓びの表明を行って死ぬというのは凄いことであるのと同時に、うらやましいことであるなと感じました。

死はいつか自分を捕りにやってきます。その時のためにも健康な体と心を維持しておきたいものです。

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