健康寿命と平均寿命のギャップ

健康寿命と平均寿命の大きさ(平均的にいって10年弱ぐらいでしょうか)は、常々この分野の問題となっていました。

平均寿命がdigitalに数値として表れるのに対して、ヒトは多くの場合、なだらかに健康を損なっていくからです。

脳梗塞などで片麻痺を患ってガクンとADLが下がるような健康の損ない方をするヒトばかりであれば健康寿命もdigitalに計測できるのでしょうけれども、徐々に足腰が弱くなって、徐々に生きがいといえる日常活動ができなくなっていって、という場合にはどの時点で「健康を損なった」と認定するのかは非常に難しい問題があります。

介護保険の要支援・要介護のデータを用いると近似できるようにも思われますが、多くのケースでは、健康を損なう(もしくは周囲が「損なった」と感じる)タイミングと認定との間には少なく見積もっても数ヶ月単位のタイムラグがありますし、公的サービスを全く使わないヒトやおうちもあります。

かと言って現在の厚労省の方法、アンケート、決してよいとは思えないのですが。

難しい問題です。

Written by Nanase.

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